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2017.04.04

芋けんぴ

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晩御飯を食べた後には、TVを見ながら甘いデザートが必須で、桜餅、柏餅、大福などをいただくのが楽しみ。

家人は甘いもののとりすぎは良くないと言いながら、買い物帰りには、いつも甘いものを買ってきて、一緒に食べる。食後のデザートでケーキをいただくのは、誕生日や何かの記念日などのハレの日の贅沢で、めったにないこと。
しかし、甘いザッハトル
テ(オーストリアの代表的な菓子<トルテ>でチョコレートケーキの王様)など、たまには食べたいもの。

いま読んでいる村上春樹の「騎士団長殺し」には、主人公が幻の地底の暗黒のトンネルをおびえながら歩いていて、トンネルの狭さと暗さのことを考えないようにオーストリア(第二次大戦でナチスドイツに併合された)のウイーンの街を思い浮かべる場面がある。
街は「ウインナ・ワルツ、甘いザッハトル
テ、建物の屋根に翻る赤と黒のハーケンクロイツ(カギ十字)」と。

いまデザートで凝っているのは「芋けんぴ」。高知県の郷土菓子という。サツマイモを揚げ、砂糖をからめたもので、袋からつまみ出して口へ入れるとポリポリと歯ごたえよく、シンプルな甘さで、とめどもなく食べてしまう。家人は糖尿病を心配する。
ジジになると、身体のあちこちの少しの変化が気になって、なにか病気じゃないかと。鼻水、咳は、風邪から肺炎じゃないか、脚先のしびれは、糖尿病か、便秘は、直腸、大腸がんじゃないか。

日本文学者のドナルド・キーン(94歳)は、6年前の東日本大震災後、多くの外国人が日本を離れたと知って、逆に日本へ来て「私は日本に行き、ずっといる。日本を信じます」と日本国籍を取得し、永住権も取得して、東京の北区西ケ原の旧古河庭園が望めるマンションに一人住む。ドナルド・キーンは、食後の甘いデザートが大好きだと。

5月の連休明けには、2か月ごとの検診で血糖値の血液検査がある。節制に努めることなど少しも考えずに、芋けんぴをぼりぼりとかじる。

 

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