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2017.03.29

多摩川の桜

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テニス仲間とのゲームの休み時間には、いつも仲間との雑談を楽しみにしている。

『サッカーのロシア
W杯のアジア予選を見た?サムライジャパンが難敵UAEに、アウェで快勝したね。UAEは、先日、王様が来日したが、1000人のお付きを従えて、飛行機の自動タラップを持ち込んで来るほどの、産油国お金持ち国。サッカーにお金を掛けているから、強いんだよね』と、K氏に話しかける。
K氏は『いや、先日来日したのは、サウジアラビアの王様。UAE(アラブ首長国連邦)とは別の国だよ』と、間違えを正してくれる。
定例の週一回のテニスを潮田テニスコートでやっている時で、また『ちかぢか桜でも観に行きましょうか』と話しかけると、
K氏は『いいねえ、多摩川の土手の桜はきれいですよ。』と答える。

K氏は、7人のテニス仲間の世話役で、コートの予約、ボールの手配、雨で中止の判断などをお願いしている。テニスを終えた後は、K氏は『来週は、入船です』と、おいぼれた7人のジジ、ババが、次週の場所を間違えないようと念を押してくれた。

その2日後、娘さんから父上(
K氏)が大動脈破裂で急死したと訃報のメール。
まず信じられないと、そして驚愕、そして人は簡単にアッアサリ、死んじゃうんだあ~と、そして、じわあっと寂しさがやってくる。
鎌倉時代の鴨長明の「方丈記」の‘無常’の一節が浮かんでくる。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。~」(流れゆく河の水の流れは絶えて無くなることがないが、それでいて、流れる水の一つ一つは同じ水ではない。人を始めとして万物は常に変化し続け、変わらないものはない。~)


K氏との 1か月ほど前のやり取りで、K氏は『今年は、良い年ではないんだよね』と言うので、『そんな1年間も悪い年は続かないですよ』と慰めたのだが、まさか現実になるとは思いもよらなかった。
葬儀でのお別れで、未亡人の奥様へお悔やみを述べながら、『歳の順から言えば、とうに先に逝くのは私なのだが~』と申し上げる。
もうすぐ横浜も桜が満開になる。今年の多摩川の桜を一緒に観ることが出来ない。残されたジジイは、残り少ない人生を、せいぜい、やれることはやっておかなけりゃあ~と。

 

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Comments

どこかの大動脈に瘤が有ったのでしょうか。普通は無症状らしいので、発見されにくいようですね。
何時、自分が襲われるか分かりませんが、準備と言っても何をしておけばいいのか。やるべきことはいっぱいあるようですが、ついつい、先延ばししてしまいます。

おのれの身体のことは、よくわかりません。老いてきているから
きっと、どこか悪いんでしょうが。先延ばし、まったく同感。

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