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2016.08.31

花咲町の小さなケーキ屋さん

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月1回の「横浜JAZZ教室」、今回は「ナベサダ(渡辺貞夫)とジャズ」のテーマで、たっぷり2時間、CDや録画でジャズを聴く。
ただしナベサダのジャズ曲は、一部で、それ以外の人のものが多いのは、高木講師のお好み。

ジャズの世界にどっぷりつかり、心洗われる気分で、すっかり満足。
会場の横浜ランドマークプラザを出てJR桜木町駅へ向いながら、ここまで来たのなら、野毛の横浜にぎわい座で、10月の立川生志独演会のチケットを取ろうと。家人とのチケット2枚を取った。
ここまで来たのなら、近くのケーキ屋へ寄ろうと。横浜にぎわい座裏の住宅地
(花咲町)にポツンとある小さな‘手作りケーキのケーキ プチ’(Petit)で、ショートケーキ、チョコレートケーキ、モンブランの3つを買う。

今日のJAZZ講座で流れてきた曲を3つのケーキに例えれば、こんな印象だろうか。「ショートケーキ」は、ケーキの中では一番ポピュラーで、定番で皆に好かれる。ジャズの王道のピアノトリオだろう。米の女性ジャズ歌手、キャンデス・スプリングスが歌う‘T
alk o e’は、軽快なメロディ-に乗って情感たっぷりに歌い上げていて、まさにショートケーキ。

「チョコレートケーキ」は、チョコレートの刺激的な甘さで、トランペットだろう。日本ジャズ界きっての大御所、トランぺッターの日野皓正の‘ハイノロジー’は胸にずんとくる。

「モンブラン」は、まったりとした甘さのサキソホーンだろう。日本ジャズを牽引してきた特別な存在、サックス奏者の渡辺貞夫の‘パストラル’は心温まる。

夕食後に家人は、ショートケーキを食べ、甘さがほどほどで、美味しいと絶賛。
PCのユーチューブで、キャンデス・スプリングスが歌う「T
alk to me」を聴きながら、いまブログを書いている。「Talk to me」は‘トーク ツウ ミィ’ではなく、‘トッツミィ’と歌うキャンデス・スプリングスの声が耳を離れないなあ。

 

 

 

2016.08.28

庭の出来事

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わが家のマンション1階の芝生の庭に立っている衛星放送アンテナを、スズメたちが糞で汚している。

ベランダ先の3坪ほどの芝生の庭は、半分ほどが畑状態となっていて、いまは人の背丈ほどの、もう夏の盛りを過ぎて枯れかけたマワリが咲いている。
その他に、野鳥用のえさ台、3㍍ほどの金木犀の木に取り付けた鳥の巣箱、そして大きなお盆のような衛星アンテナが立っている。

野鳥が来てくれればいいなあと、買い求めてきたヒエやアワの小鳥のえさを、毎朝、えさ台に撒くと、空のどこから眺めているのだろうか、すぐ群がってやってきて、ピーピー、ばたばたと騒がしく食べる。
今来る小鳥は、スズメたちだけで、以前はシジュウカラのつがいが、卵を産みヒナに還ったのだが、野良猫がジャンプしてとってしまってから、来なくなる。

大きなお盆のような衛星アンテナに小鳥が止まらないよう、サランラップのロールを切る金属の歯を張りつけてみたが、当初は止まらなかったものが、慣れてきて、また白い糞を垂れる。ホームセンターで鳥追い用の強力なギザギザ歯を探すが、なかなか無い。
家人へは使い切ったサランラップの歯を残してくれ、それをもう一重ねして撃退しようかと。
小鳥には、いっぱい来てほしいが、衛星アンテナを汚してほしくないとは、人間様は勝手なものだ。

家人は、庭のひまわりを見て、「迷走台風10号が、ここ横浜へも戻ってくるのかも、ヒマワリが倒れちゃうので、もう枯れ始めているし、思いきって切ってしまおうか」という。「まだ、小さな黄色い花はいくつか残っているしなあ~」と切らなくてもと、あいまいな返事をしておく。
用事を足して夕方帰宅すると、玄関には、小さなヒマワリが花瓶に生けられていて、庭にはヒマワリが跡形もなく消えていた。

2016.08.25

リオ五輪の感動

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落語家が高座で、噺の本題に入る前に、‘まくら’といって、時節や時事ネタなどの軽い話をして、客席をほぐし、リラックスさせる。

知らない人同士が集まる会合などでも、それぞれが発言しやすいよう、その場の空気を和ませることが大切。10人ほどの老若男女というより、老老男女が集まる福祉団体の勉強会が9月になると始まる。
病気の人を持つ家族同士がお互いの体験を話し合って元気を回復しようというピア・サポート・プログラムで、その世話役を引き受ける。話しやすい雰囲気を作りだすため、初対面の人同士が和やかになるよう、それぞれが自己紹介をする中に、だれでも深く考えずに答えられる軽い話題入れてもらう。

例えば、「好きな動物は」、「好きな花は」、「好きな果物は」、「すきな女優は」など。自分なら、こんな答えか。「好きな動物は」→家の猫、いつも夜になるとベッドに飛び乗り、ずり落ちそうな端に寝て、明け方まで、両脚を精一杯のばしているのを見ていると癒されるから。
「好きな花は」→家のひまわり、黄金色の大きな花を、いつも太陽に向けている明るさと、台風が来ても倒れない強さがあるから。
「好きな果物は」→千葉のなし、息子のカミサンの実家から段ボール一杯送られる。みずみずしい幸水の甘さ。家人は食べきれず、傷むから他人様におすそ分けしようというが、それはならぬ、俺が食うと、せっせといただいている。
「すきな女優は」→ナタリー・ウッド、学生時代に神田錦町の名画座で観た「草原の輝き」の活動的でセクシーな女優、暗い青春時代を明るくしてくれた。

さあー軽い話題の一つを何にしようか。タイムリーな「リオ五輪で感動したことは?」にしよう。
自分なら、地味めだが、48㌕級の三宅宏美(30才)だ。何回も五輪へ出ているベテラン。バーベルを持ちあげるのに2回失敗。次の3回目を失敗すると失格。顔色は青ざめている。3回目も危ういと思われていたが、エイ―と持ちあげたときの真赤な顔、口の形で、それとわかる‘上げたー’と喜ぶ笑顔、そして慈しむようにバーベルの輪に頬ずりする姿は小さな巨人だった。
それに比べると閉会式で、日本から地球を潜ってリオの会場に登場したスーパーマリが、赤い衣装と帽子を脱ぎ棄てると、なんと登場したのは日本の首相、全く醜悪だったなあ~

2016.08.22

冷蔵庫の買い替え

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冷蔵庫を買いに、家人とJR鶴見駅から電車に乗る。
いつもは近所の家電系列の電気屋さんへ一声かけえれば、オヤジが飛んできて、カタログを見ながら決めるのだが。そのほうが楽ちん、だが今回は、値段も安いし、メーカーも選べるし、ポイントもたまるし、で大型家電店へ。

鶴見には大型家電店がないので、隣の駅の川崎まで向かう。電車から鶴見川の河川敷で、テントや屋台が出ていて、そうだ、きょうは花火の日だっけと、鶴見川花火大会の準備の様子が見える。

毎年、夏になると家人が冷凍庫の食べ物が溶けて困ると言っていたのを、ああーそう程度に聞き流していたのを、この夏はエイ―と買い替えを決意。
台所の冷蔵庫の扉奥のシールには、容量320ℓ、1994年製、三菱電機とある。なんと20年も冷やし続けてくれたすぐれもの。
新しい冷蔵庫を選ぶ基準は、まず容量で、3人家族だと容量は300ℓ~400ℓが目安と、ネット調べで分かる。そして、マンションの狭い台所へ納められる大きさのもの。そして何よりは家人のお気に入りとなること。

ヨドバシカメラ店内に並ぶ冷蔵庫を見て、わあー今の冷蔵庫は、中が広い!と家人は感嘆。シャープ製、350ℓに決める。

人混みの中での買い物は、疲れ、家電店の隣の1階のフードコートで、お気に入りの喫茶店のコーヒー、ラム酒を一滴たらすと美味しいハイチコーヒーを飲んで一休み。
小生、8月が誕生月。家人は、久しぶりに出かけてきたのだから、誕生祝をプレゼントすると、丸井川崎店で、欲しかった7分袖のシャツを買ってくれる。

鶴見駅のスーパーで買ってきたお寿司とケーキで、ささやかな祝いの夕食を終えて、夜7時、ずんと腹に響く花火の音にベランダから、家人と一緒に覗くと、近くの神社の森の上に、丸く大きな花火が上がる。鶴見川花火大会は、この夏で30回記念大会だとポスターにある。

新しい冷蔵庫は、2日~3日したら届く。今度の冷蔵庫は、何年もつのだろうか。ジジ、ババの残りの人生と、どちらが長いんだろうか。

 

 

2016.08.19

アブラゼミの輝き

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朝から‘あつい、あつい’と鳴くセミの声が騒がしい。
夏が過ぎてゆくのだろうか、道端でアブラゼミが腹を見せて、よく、ひっくり返っている。

過日、近所のスーパーのレジ付近で、レジ係りのおばさんが、ひっくり返っているアブラゼミを及び腰で塵取りに入れようと、悪戦苦闘。怖くて手でつかめないというので、つかんで近くの街路樹へ戻すと、一声、ジイーと叫び空高く飛んでゆく。

セミは6年間幼虫として地中で過ごし、夏になると地上へ出て、寿命はわずか1週間だと。長い雌伏の時を経て、最後の一瞬の輝きをみせる。

リオ五輪は、いよいよ終盤。若者が、スポーツの世界では、活躍するのは当然だが、ベテランが、アブラゼミのように、最後の一瞬を輝かせるのを見せてくれるのも良い。

重量挙げ三宅宏美(30才)。何回も五輪へ出ているベテラン。バーベルを持ちあげるのに2回失敗。顔色は青ざめている。3回目も危ういと思われていたが、エイ―と持ちあげたときの真赤な顔、口の形で、それとわかる‘上げたー’と喜ぶ笑顔、そして慈しむようにバーベルの輪に頬ずりする姿が良かった。

そしてテニスの錦織と戦ったナダル(30才)。前の試合が長時間で疲れていたせいか、錦織のショットに対応できない。しかし、奮起して1セットを取るが、及ばず3位決定戦に敗れる。ちょっぴり力の衰えを感じさせたが、数々のタイトルを手にしたレジェンドの風格は失われていない。

そして、レスリングの吉田沙保里(33才)。決勝で敗れ、銀メダル。泣きながら申し訳ないと謝る。プレッシャーに耐えて、ここまで来たことに拍手。

夕方になっても、ジーと鳴くセミの声を聴きながら、さーて、ジジイになった俺様の最後の一瞬の輝きはあるんだろうかと。

 

 

2016.08.16

ペルセウス流星群

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夜空の星のきらめきを見ることも、流れる星を仰いで、願いをかなえるロマンチックな気分になることもあまりなくなった。

この8月のお盆の毎年8月12日、13日、14日頃を中心にペルセウス座流星群が、多く出現するというので、久し振りに夜空を眺めようと決意。
ペルセウスは、ギリシア神話に登場する半神半人の英雄で、神々から授かった魔術的な武具を駆使して、怪物メドゥーサ(見たもの全てを石に変える、頭の毛の全体が蛇)を退治する。その様子が星座になっていると。

最初の一夜は、金曜日に仲間とテニスで、潮田公園で、炎天下2時間遊び、帰宅して夕食後にワインを飲みだしたら、ペルセウスのぺの字も忘れ、酩酊して寝てしまう。

次の夜は、昼間に弟と待ち合わせして新子安駅近くの菩提寺へお墓参り、ファミレスで、黄昏の安ワイン。酩酊して転ばないよう下を向いて歩いて空を見上げることなし。

その次の夜は息子と孫とが、初めてのお泊りに来る。昼間は、横浜みなとみらいのトミカ博へ一緒に行き、ミニカーに熱狂する孫を追い廻し、ジジイはTシャツが汗でべとつくほど、へとへと。夕食に息子とビールを飲みだすと、睡魔に襲われ、どっとベットへ倒れ込む。

何のことだ!酔っぱらってペルセウス座流星群を見逃しているだけだあ~
昔から、あまり信心深くなく、星に願いをといっても、受験がうまくいくように、好きな人と一緒になれるように、病気が治るように、などだったろうが、今は、とりたてて願うことは無い。

次に流れ星が見ることができれば、せいぜい節酒をして、家族の顔を思い浮かべて、「みな健康でありますように!」だろう。

 

2016.08.13

コンビニ人間

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会社のお盆休みに息子が、単身赴任先の岐阜から帰省。この7月から、かみさんと息子(3歳)を、かみさんの実家の千葉に預け、単身赴任先で住むところは若者が500人ほど入る独身寮の一室。

赴任期間は2年間の約束だが、今まで勤務していた横浜から移動。岐阜の田舎の広い工場の敷地で、寮と事務所の往復で、日頃ほとんど外へ出ることはなく、可愛い女房と息子の居ない生活に、まだ2か月もしないのに、望郷の念の押さえがたい、とコンビニで買ってきた安ワインを飲みながら話す。

30代後半の息子は、3度の食事は寮の食堂でとれ、健康面に心配無いのだが、若者たちは食堂で3割ほどの人しか食べず、あとは近くにあるコンビニで買ってきて食べていると。

今年の芥川賞(155回)の『コンビニ人間』(村田 沙耶香著)を文春9月号で読む。女主人公は、郊外の住宅地で育ち、普通の家で、普通に愛されて育ったが、少し奇妙がられる子で、都心の駅前のビル街に新設されたコンビニへ18歳の大学1年生のときアルバイトに採用されてから、ずーっと18年間勤務の36才のコンビニ店員としての生活をえがく。

自分が普通の子と違っていることに気付き、悪いことをしないよう、必要なこと以外しゃべらず、自分から行動しない、皆の真似をするか、誰かの指示に従う、を生活スタイルとしているアルバイトの主人公は、正社員以上に、品ぞろえ、レジ、マニュアルどおりの接客できびきびと働くのが心地よい。

コンビニでは世界の部品になることができ、私は自分が生まれたと感じる。出社の朝に、また私は、正社員ではないけれど店員になり、世界の歯車になれると感じる。そのことだけが、満足で、私を正常な人間にしている。

しかし、友人や家族は、正社員で、結婚して、子供を産むというコースが普通で、正常な社会人だからと、そうなるよう主人公へ働きかける。普通の人間というのは、普通じゃ無い人間を裁判するのが趣味のように働きかける。

コンビニのアルバイトで働きだした同僚で、やる気のない、ひょろりと背の高い針金のハンガーのような男を誘い一緒に住むが、それは世間を納得させるだけの単なる同居。

結婚するからといってバイトを辞める。友人と家族は納得するが、主人公は、自分の居場所はやはりコンビニだと、再びコンビニ人間へ戻ってゆく。

身近なコンビニ店員のお話しなので、すらすらと、面白く読み終える。コンビニの仕事は、簡単そうだが、接客、レジ、品ぞろえなど多くの仕事が重なって、楽じゃなさそう。

だが、世の中の会社の多くが、過酷な勤務を社員に強い、人間関係がややこしい中で、コンビニは気楽で単純で居心地が良いという主人公の気持ちが、サラリーマン経験者としては、よく分かる。

世の中の会社や常識にとらわれる人からみたら、コンビニなんて最低の仕事、どうしようもない人が勤める場だろうが、コンビニ人間としては、外の世界の方が異常なのだろう、と訴えている小説かなあ~ 最近の芥川賞の中では、一番読みやすい小説。

夜も更けて、ワインボトルの底が見えはじめると、息子はもう飲むのをやめようと、老父を気遣い、ボトルを冷蔵庫へしまいに行く。老父は、もっと飲めるのにい~と思いながら、寝床に入る。

2016.08.10

イパネマの娘

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日本水泳の400メートルメドレーの金、体操団体の金、柔道のメダルラッシュで、リオデジャネイロ五輪は、だんだん盛り上がってきて、TVからますます目を離せなくなった。

リオデジャネイロといえば、ボサノバの父といわれ、「イパネマの娘」を作曲したブラジルの国民的英雄のアントニオ・カルロス・ジョビン(1927~1994)の生まれた地。
リオの開会式で「イパネマの娘」の曲が使われ、作曲家(アントニオ・カルロス・ジョビン)の写真が大きく映し出されたが、この曲の作詞をした詩人ヴィニシウス・ジ・モライス(1913~1980)の親族が、なぜ作詞家(ヴィニシウス)を映さなかったのかと、強い不快感を示していると。

開会式は、どのオリンピックでもそうだが、民族の歴史やら、踊りやら、やたらだらだらと長く、ずーっと、見てはいられないので、せいぜい日本選手団の入場のタイミングで見るくらい。
なので、残念ながら、「イパネマの娘」の曲を、ジョビンの孫のダニエルさんが曲を演奏し、人気モデルのジゼル・ブンチェンさんがメロディーに合わせて歩いたというのを見逃してしまった。

大会の公式マスコットは、どんなものなのか見る場面がないのだが、オリンピックが「ヴィニシウス(
Vinicius)」で、この「イパネマの娘」の作詞家で、ブラジル音楽の巨匠ヴィニシウス・ジ・モライスの功績を称えたものと。
リオ五輪組織委員会は、ちゃんと巨匠2人の顔を立てているのだが、親族は不満なんだなあー
後に行われるパラリンピックの公式マスコットは、「トム(
Tom)」で、アントニオ・カルロス・ジョビンの愛称トム・ジョビンから名づけたものと。

こんな両巨匠の作曲、作詞の「イパネマの娘」は、おなじみの、ゆったりした良い曲だが、アメリカのジャズ・ボーカリストであるマイケル・フランクスによって作られた楽曲で、自ら歌ったアントニオ・カルロス・ジョビンへ捧げるボサノバの「アントニオの歌」が、これまた良い。

もっと良いのは、アメリカの女性ジャズ・ボーカリストのサリナ・ジョーンズがカバーしている「アントニオの歌」は、ハスキーボイスで、つぶやくように歌うのがぐっと胸に来る。
てなことを想いながら、さあーオリンピックを観よう。

 

2016.08.07

武蔵遅いぞ

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リオオリンピック(2016年)のサッカー予選は、6日の開会式の前日に始まった。

日本と対戦相手のチームのナジェリアは、お金がなく?チャーター機をアメリカから飛ばせず、試合当日の、それも試合の6時間前に現地に到着。
ひょっとしたら、試合に間に会わなくて、「まさか、そんなことナイジェリア」とダジャレを家人にとばすと、座布団は貰えないねえ、と軽くいなされる。

1週間前に着いて、たっぷり準備していた日本を5:4で一蹴。ナイジェリアは、巌流島の宮本武蔵のように、決闘場に遅れて着いて、じれた佐々木小次郎(日本)が、「武蔵遅いぞ!」と叫ぶが、武蔵が巌流島へ向かう船の中で、艪を削って作った木刀で頭を割られてしまったよう。

旅費も出せないほど貧しいので、ハングリー精神は、日本と比べると半端じゃないと思っていたが、なんとナイジェリアはアフリカ最大級の人口を擁する国家で、アフリカ屈指の経済大国であり、アフリカ経済の
4分の1を占める規模を持つと。
ひょっとすると、マスコミを通じた相手をじらす武蔵流の作戦だったかも。

B組の日本は、次は7日にコロンビア、そして10日にスウェーデンと戦う。いずれも相手は強豪チームで、B組で2位以内にならないと一次リーグが突破できない。
手倉森監督は、初戦に勝って、オリンピック日本に勢いをつけると言っていたが、そう簡単には勝てなかった。しかし、日本は後半に得点して4点までに迫ったのは、明るい兆し。とくに浅野(アーセナル)のスピードある動きがいいなあ~ また観たいなあ~なんとか
1次リーグを突破してほしい。

これから始まる柔道、テニスの錦織、水泳、陸上など勝負はもちろんだが、その裏のお国の事情や駆け引きなんかも面白い。寝不足が始まる。

 

 

2016.08.04

花火とにぎわい座

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JR桜木町駅の改札を、横浜みなとみらいの花火大会を見物する浴衣を着た若者たちの群衆から、ところてんのように、老夫婦は突き出される。

よろよろと家人とともにたどり着いたのが横浜にぎわい座。立川生志独演会(ひとりブタじゃん)と花火大会がバッティング。高座に登場の生志は、昨年、独演会のスケジュールを立てたとき、花火大会(神奈川新聞主催)と日にちが重なるのを知らなかった。
昨日は、寄席のほうにお客さんが来てもらえるように、急な雨でも降って、花火が中止になればいいと願っていたがと。客席を見廻すと、8割の入りで、いつものように年配客が中心で、花火の影響はなさそう。

今日の演題は2つ。夏なので涼しい(怖い?)噺を一席と「お菊の皿」を始める。
先ずマクラは、自分の怖い体験を。地方公演でのホテルで、割り当てられた部屋が気持ち悪く、別の棟の部屋に替えてもらったところ、向い側の割り当てられた部屋の窓から、こちらを覗く人影、気を紛らわそうとTVをつけていたが、突然、ぷっつりと切れたと。師匠談志の死後に、高座で、さんざん談志の悪口を言うのだが、その時には、よく1匹のハエが飛んできて、身体のまわりを飛び廻る。先日は、噺をしながら、握りつぶしたが、今もよく出ると。

「お菊の皿」は、番町皿屋敷の怪談で知られる女中お菊の幽霊を見たいと考えた物好きな数名が、怪談の番町の廃屋敷まで出掛ける。お菊の幽霊が現れ、恨めしそうに「一枚、二枚……」と皿を数え始める。数える声を九枚まで聞くと狂い死にすると言われているので、見物人たちはお菊が六枚まで数えたところで逃げ帰る。
美しい幽霊お菊の噂が広まり、見物人の数は増えて行く。芝居小屋のようになり、幽霊のお菊も客に、愛敬を振りまくようになる。ある日、死ぬと言われた9枚目以上を数えるようになって~

怪談話が、商売っ気が増して、したたかになったお菊の変貌した姿が笑える。

次が「唐茄子屋政談(とうなすやせいだん)」若旦那が吉原通いの道楽が過ぎ、父から勘当され、吾妻橋から身を投げようとするところを、おじさんに助けられる。
おじさんは、若旦那をまともにするために、唐茄子(かぼちゃ)を売ってくるように命じる。しかし自分では一つも売れず、下町の世話役がほとんど売ってくれる。2つの残った唐茄子は、長屋の貧しい母子に呉れてやり、さらに売り上げたお金をすべて渡す。
おじさんは、若旦那が金を使いこんだと疑い、長屋へきて確かめる。若旦那の善行を知り、勘当がとかれる。たっぷり1時間ほどの噺は、独演会でなければ聴けない。

中入り(休憩時間)にトイレへ向かいながら、窓の外を見ると、横浜みなとみらいの観覧車あたりに、ぱっと花火の輪が開き、腹に響くようなドーンという音が聞こえた。にぎわい座を出ると、もう花火は終わりで、浴衣姿の若者が、ちらほら見えるだけだった。

 

 

2016.08.01

仏さまの使いかも

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朝から潮田公園で仲間とテニスをしていると、昼前にぽつぽつと雨が落ちてきた。
いつもはテニスを終えると、公園そばのお気に入りの蕎麦屋へ寄って、天せいろ(エビと野菜のてんぷらを冷たい汁でいただく)を食べる。鶴見駅ビルの本屋を覗く。で、ゆっくり帰るのだが、空は真っ黒で、いまにも降りそうなので、早く帰らなくちゃと、愛車(ロードバイク)に乗る。

いつものように鶴見の大本山総持寺を通り抜けて帰ろうと、参道へ乗り入れるやいなや、突然、雷が鳴り、竜が落ちるような雨に参道の途中の総門(三松閣)に雨宿り。
参道に跳ね返る雨が激しく霧が湧いたよう。急な雨は、しばらくすれば止むだろうと腹をくくり、石畳へ座り込む。

雨が止み、コンクリート造りで、北の湖をモデルに作ったいう左右に仁王様が睨んでいる巨大な三門まで進む。
右の太い柱にポケモン禁止の張り紙。『本山の中で、歩きスマホはやめましょう。ポケモンをゲットしないでくださいね。お参り中のポケモンをゲットするのはやめてあげてね。ポケモンではなく仏さまの使いかもしれません。大本山総持寺』

左の太い柱には、その理由の張り紙。『私たち人間は、仏さまと同じ心、『仏心』を与えられてこの世に生まれました。仏心には自分お命を大切にするだけでなく、他の人々やいのちも大切にする他人への思いやりが息づいています。大本山総持寺には、お年寄りや、お身体の不自由な方、小さなお子さまも含め様々な方が参拝に訪れる場所です。また静かな環境で信仰のまことをささげる場所です。境内、墓地、その他関連施設で立ち止まりながら、あるいはたむろしてゲームアプリ、ポケモンGOを使用することは、参拝者の迷惑になります。~』

ポケモン禁止に、「仏心」を持ちだすとは、さすが曹洞宗の総本山らしいなあ~ でもはたしてポケモン族には理解できるだろうか。
広い境内を見渡す限りは、ポケモン族は見当たらないのだが。ポケモンブームは、そのうち去る。急な雨は、しばらくすれば止むだろうと腹をくくり、ポケモンではなく仏さまの使いをゲットさせておけばいいじゃないかと。
座禅の警策(きょうさく)で、ばしっと叩かれたりして。

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