泣くな河本次長
お笑いの次長課長の河本次長が、母親の生活保護費の不正受給で、涙の謝罪会見。
有名になって高収入を得ているのに母親に援助をしないのが非難されている。
片山さつき自民党議員は、これをとらえて、生活保護の不正受給がある実態や生活保護制度に不公平感が高まりつつあることから、生活保護費を10%下げるべきが自民党の主張だと。
そして小宮山厚労大臣は、生活保護受給者の親族が扶養できないなら、扶養が困難な理由の証明責任を親族側に課したり、生活保護を見直す法案を出すという。
確かに河本次長はお笑いとして売れて収入が増えたのだから親の面倒(扶養)を見ろよというのは簡単だが、親と子は、それぞれの独立した生活がある。子から面倒を見られたくない親もあるだろう。援助を受けられないとして、生活保護を受けるのに問題があるとは思えない。
確かに仕事ができるのに遊んで生活保護を受け取るなどの不正はあるだろう。
数年前の不況時には、働く意欲と能力はありながら仕事が見つけられない失業者には、ホームレスになる寸前の最後の生活のセーフティーネットとして生活保護申請がしやすいように、扶養の調査も緩やかになったと記憶する。
生活保護受給者がどんどん増えていって210万人になっているのは、世の中、それだけ暮らしにくくなっている証拠。いつも出てくる話だが、パート代より、また公的年金より高額な生活保護費は下げなければならない、ふくれるばかりの予算を削減しなければならないという。が逆じゃないか、パート代が安いのだし公的年金が安いのだ。自殺者が14年連続で毎年3万人、これも生活のしずらさからきているのじゃないか。
河本次長をやり玉に挙げて生活保護費を下げる自民党、それにやすやす同調する民主党、何をやっているのか。泣く必要はないよ、河本次長、たまたまスケープゴートになっただけ。










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